A-3.大隋求菩薩・陀羅尼図 売約済

  


  

 
 左下蓮台や蓮池は淡彩色が施されています。

 
 右下

 

サイズ 本紙 縦 485o  横 490o  表具 縦 1280o 横 485o

紙本、金泥墨書、軸装、江戸時代

八臂の大隋求菩薩を中央に置き、四方に隋求陀羅尼を配し、周囲に蓮池を描いた曼荼羅に似た仏画。
四隅の天部像、池の中には三昧形が描かれています。この図を用いて隋求陀羅尼を唱え、息災や滅罪などを祈ったと言われます。

同様の図は木版刷りが多い中、当図は隋求菩薩をはじめ諸尊、三昧形を金泥で、陀羅尼を墨書で書いた完全な肉筆画です。
諸尊は白紙に金泥で描かれるため自然光では目立ちませんが、照明を落とすと金泥の線描が微かに浮かび上がります。

保存状態は本紙の右に虫食いがあります。
表具は紙表具で、接合部に剥がれや浮きが生じています。表具は少しの手直しが必要な状態です。
箱はありません。紙箱に入れてお届けします。

一見して密教画独特の濃密さはないものの、実は大変な労作です。