G-1.愛染明王鏡 売約済


亀の鈕がさかさまです。




蓋に大雅堂の落款が朱書されています。


鏡筥の蓋にひび割れがあります。



サイズ 直径 116o 縁高 6o 重さ 454g

銅製、錫鍍金、朱塗り箱入、室町時代

鏡の背面に愛染明王像が小さく入った愛染明王鏡と呼ばれる室町時代の鏡。
亀の鈕が逆さまになり、地文の菊が細かい珍しい意匠の鏡です。

保存状態は鏡面は鍍金が摩耗して曇りが生じていますが、この時代の銅鏡としては良好です。
朱塗りの鏡筥に入っており、蓋に大雅堂の朱書、外箱に「高山寺什物」との紙が貼られていますが、どちらも参考程度にお考え下さい。

愛染明王鏡は鏡の蒐集家にはよく知られた品ですが、実際に見かける機会は思いのほか少ないと思います。
尚、鏡の背面に愛染明王を入れた信仰的な理由はよくわかっていません。