A-2.版本・神護寺僧正筆 七観音図像 売約済




















布の表紙、鍍金金具の付いた巻子に仕立てられています。

サイズ 紙幅 207o 全長 2130o(表紙・巻末余白を含まず)

紙本、木版摺

巻末に「右本者神護寺僧正本也」、「嘉暦三戊申年五月写之」と摺られた七観音図像の巻子です。
嘉暦三年は鎌倉時代末期の西暦1328年にあたります。しかし、嘉暦に神護寺僧正の描いた白描図像を基に、後の時代に木版を起こしたものと思われます。開版、摺られた年代は手掛かりが少なく不明ですが、版の線の印象や紙の古さから江戸時代までは下らないように思います。(江戸時代の白描図像版画も残されていますが、線が細くより繊細な印象を受けます。)

保存状態は虫食いが一部生じています。
現状は表具を改めてあり、特に目立った傷みはありません。

桐箱入りです。