B-7.藍紙華厳経断簡(泉福寺焼経) NEW





価格 280,000円(消費税・送料込)

サイズ  本紙 縦230o(裏打紙を含む) 横149o 表具 縦1190o 横355o(軸端を除く)


藍紙金界墨書、華厳経巻第五十九、平安時代(11世紀頃)


河内の泉福寺に伝わったと言われる(諸説あり)藍紙墨書の華厳経で、伝来の途中の火難で焼け跡の残ることから泉福寺焼経と呼ばれる品。
藍紙に金の揉箔を散らし、細く正確な金界を引き端正な和様の墨書で経文を書写した、円熟期を迎えた平安文化の美意識を感じさせる経です。
尚、藍紙は藍に染めた紙の繊維を混ぜ込んで漉いた紙で、同様の紙として国宝の藍紙万葉がよく知られますが、実際の作例は極めて少ないと言われます。
焼痕の大きな品ですが、藍紙は鮮やかさを失っていません。

表具は古裂表具の新装で、中回し天地のいずれも江戸時代以前の裂地を用い、本紙の周囲には紬の絹織り、本紙の裏打ちには同系色の古紙が使われています。
本紙の焼け焦げ部分は裏から補強されています。太巻き、桐箱付。