A-3.毘沙門天図






中空に浮かぶ月輪に入った種子が実に趣があります。



価格 175,000円(消費税・送料込)

サイズ 本紙 縦880o、横392o 表具 縦1630o、横533o(軸端を除く)

絹本著色、軸装、室町時代後期頃

中空に浮かぶ梵字のベイを配した毘沙門天図です。
梵字が入ることから、十二天のうちの一つとして作られた毘沙門天図のようです。
描写に天部像独特の動きや誇張は少なく、面相は実在の武人を写したかのような趣があります。

保存状態は護摩供養に用いられたためか、全体が煤けたように黒くなっています。。
また、光背の彩色に用いたれた緑青が絹本の劣化をもたらし、一部は欠落した状態です。
欠落部分はよく修理され、浮きやハガレは生じていません。
表具は一部に古裂の金襴を使い、古い金具の軸端が付けて再表具してあります。
表具の直しは比較的近年のもので、若干の巻シワはあるものの、「良い状態を保っています。

全体に燻煙の汚れで像容が鮮明でない部分はやや残念ですが、古画の趣があります。。
尚、写真の掲載はありませんが、古い木箱(箱書なし)入りです。