A-3.雨宝童子図


細い線で描かれた面相、頭髪の暈かし等、とても繊細な作風です






距離を置いて撮影すると面相を描写することが全くできません。



価格168,000円(消費税別) 
※消費税は9月末日までは8%、10月からは10%を加算させて頂きます。

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サイズ 本紙 縦790o 横350o、表具 縦1500o 横430o(軸端を除く)

絹本著色、紙表具、江戸時代

中央に雨宝童子、右下に僧形の八幡大菩薩、左下に春日赤童子を配した神仏習合の絵画です。
現代では見ることのない並びの絵画ですが、どうやら三社託宣を絵画化したもののようです
(雨宝童子→天照大神=伊勢、八幡大菩薩=石清水、赤童子(春日大明神の使者)=春日社)

作風は面相と体の輪郭線は頭髪ほどの極細の線で描かれており、衣類の輪郭は太い線で描かれています。
面相と輪郭線はあまりに繊細に描かれているためデジタルカメラでは至近距離以外では描写がまったく出来ない程です。
輪郭線の違いは当初から意図したもので、あえて面相や輪郭を弱い線で描き、神仏の影向する幽玄な様を表現したものと推測します。

保存状態は彩色の一部が薄くなっている箇所があります
目立った折れはありませんが、本紙の下部に若干の巻ジワが生じています。
表具は古い紙表具で傷みはありません。箱は桐箱のあわせ箱です。

一般的な仏画とは趣がちがい、深い神秘性を湛えた絵画です。
繊細な作風故、画像では絵画全体の十分なご案内ができません。分割された画像でイメージを掴んで頂けたらと思います。