D-3.(伝)東大寺伝来 竹華籠












蘇喝?道人の品物の由来を示す書付があります。文字は達筆すぎて殆ど読めません。


箱の貼り紙。「華籠 竹組 正中年間南都東大寺所用品」と読めます。
他に「正中年製 東大寺竹組華籠」の貼り紙もあります。

価格 150,000円(消費税別) 送料無料
※消費税は9月末日まで8%、10月からは10%を加算させていただきます。

サイズ 直径 280o 高さ30o

竹製、弁柄染、(伝)・東大寺伝来

弁柄で染めた竹を編んだ華籠です。
箱に「東大寺華籠」との書付があり、「正中年間 東大寺所用品」との古い貼り紙があります。
正中年間は鎌倉末期の年号のため、その時代の様式を写したものと考えてよいかと思います。
保存状態も良好で、竹の編みのホツレ、著しい変形はありません。

明治期の混乱時に東大寺をはじめとした南都の大寺院から多くの什物が民間に流出したことが知られます。
また、明治期には南都寺院に伝わったすぐれた美術工芸の研究、模様し、技術の伝承に役立てたこともよく知られます。
当品が東大寺の流出品か、あるいは古式を模して作られた品かを正確に判断する術はありません。
しかし、きわめてすぐれた技術で作られた工芸であることは間違いがありません。

尚、箱の古さ、品物を包む新聞(昭和18年)から見ても昨今のものでないことは明らかです。