B-5.泉福寺焼経断簡





 




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 サイズ 本紙 縦247o 横457o、表具 縦1065o 横543o ※本紙縦は余白を含む。表具横は軸端を含まず。


 藍紙華厳経巻第五十七、河内泉福寺伝来、平安時代(11世紀)<

 
 藍紙に細い金界を引き、金箔を散らした料紙に鮮やかな墨書で書かれた装飾華厳経。

 古来、その焼け痕の妙から、二月堂の銀字経と並び評される経ですが、こちら文字や料紙の本来の美しさを評価して頂きたい経です。

 現状は繋ぎ目のない26行が軸装になっています。写経の一紙の行数は27行が基本で+-12行が一般的です。

 基本の27行には1行足りないものの、ほぼ一紙の大きさを持っています。(同一巻であっても行数に誤差がある場合があります。)

 
 保存状態は藍紙の鮮やかさを失っておらず、金の界線、全面に蒔かれた金箔も輝きを失っていません。

 表具は古代裂調でまとめられ、大きな欠点はありません。唯一下部余白に一本の軽い折れ線が横に走っています。

 尚、藍紙とは単に薄く染めた紺紙ではなく、藍で染めた紙の繊維を漉き込んだ紙を指します。

 
 平安の古人の美意識の高さを物語る品です。